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朝は平熱なのに、午後から夕方になると37℃台まで上がる。風邪のような症状はないのに、熱っぽさや倦怠感が続いている。そんな状態が続くと、「何か病気が隠れているのでは」と不安になりますよね。
ストレスや緊張に伴って体温が上がることはあり、自律神経の働きが関係する場合もあります。ただし、「夕方に微熱が出る=自律神経失調症」というわけではありません。まず知っておきたいのは、健康な人でも体温は朝より夕方のほうが高くなるということです。




「夕方になると37.2℃だから病気かも」と心配する方もいますが、体温にはもともと一日の変化があります。数字だけでなく、自分の平熱との差や倦怠感などの症状も一緒に見ることが大切です。
体温は一日中同じではありません。一般的には早朝が低く、午後から夕方にかけて高くなるという日内変動があります。そのため、夕方に少し体温が上がること自体は身体の正常な変化でもあります。
一方、精神的な緊張や慢性的なストレスに伴って体温が上がる方もいます。これは心因性発熱やストレス関連高体温などと呼ばれ、感染症による発熱とは異なる仕組みで起こると考えられています。
仕事の日は熱っぽいのに休日は楽になる、緊張する予定の前に体温が上がるという場合には、ストレスとの関係を見ることも一つの手掛かりになります。ただし、それだけで原因を決めることはできません。
体温は測る場所や時間によっても変わります。さらに人によって普段の体温にも差があります。そのため、37.0℃を超えたら必ず微熱という単純な基準ではありません。まず自分の普段の体温を知ることが大切です。
例えば毎朝36.3℃、夕方36.8℃程度の方なら、その変化は日内変動の範囲かもしれません。一方、普段より明らかに高い状態が続き、倦怠感や食欲低下などもある場合には確認が必要です。
女性では月経周期によっても体温が変化します。排卵後から月経前は体温が高くなりやすいため、測った数字だけを見るのではなく、時間帯、月経周期、体調なども合わせて確認しましょう。


何度も測ること自体が不安を強めている方もいます。体温が気になって一日に何十回も測るより、朝・夕など条件をある程度そろえて記録するほうが変化を把握しやすくなります。
「37℃台だから自律神経」「解熱剤が効かないから心因性」と自己判断しないことも重要です。長く続く体温上昇にはさまざまな原因があります。
強い緊張を感じたときに、顔が熱くなる、汗をかく、心拍が速くなるという経験はありませんか。心理的ストレスでは、体温や心拍など身体の反応が変化することがあります。
慢性的なストレスが続いている人では、37~38℃程度の体温上昇が持続するケースも報告されています。仕事中は熱っぽい、休日には下がるなど、ストレスとの関係がはっきりしている場合には診察時にその経過を伝えてください。
当てはまる数で自律神経失調症と判断するチェックではありません。重要なのは、いつから続いているのか、どの時間帯に上がるのか、ほかにどんな症状があるのかです。
体温、測定した時間、その日の体調や仕事の予定などを簡単に記録しておくと、医療機関で相談するときにも役立ちます。
病院で必要な確認をしたうえで、日常生活にも目を向けてみましょう。まず確認したいのが睡眠です。就寝時間が遅く、睡眠不足が続いているなら、身体を休ませる時間を確保するところから始めます。
起床時間が日によって大きく違う方は、できる範囲で生活リズムをそろえてみましょう。休日だけ昼まで寝るなど、大きく時間をずらす生活が続いている場合には少しずつ調整します。
食事も特定の栄養素へ頼る必要はありません。食事を抜くことが多い、忙しくて一日一食になるなど、極端に偏っている部分から見直すほうが現実的です。
運動についても、微熱や強い倦怠感があるのに無理をする必要はありません。体調が安定している日に散歩や軽いストレッチなど、疲れを翌日まで残さない範囲から始めましょう。
緊張が続いて身体へ力が入っている方は、入浴などで休む時間を作る方法もあります。私の臨床経験では、後頭部から首、鳩尾や仙骨周辺を心地よく温めることで、身体の力が抜けやすくなる方も多く見ています。
ただし、温めれば体温が下がるという意味ではありません。身体をリラックスさせるセルフケアと、発熱の原因を調べることは別と考えてください。
生活を完璧に変えようとする必要もありません。睡眠、仕事の忙しさ、食事、休息など、今の自分に一番不足しているものから一つ見直すことをおすすめします。
発熱には感染症をはじめ、炎症性の病気、薬の影響などさまざまな原因があります。長く続く場合には、さらに幅広い原因を調べることがあります。「風邪症状がないから自律神経」とは判断できません。
特に、普段より高い体温が数日以上続いている場合や、倦怠感などほかの症状がある場合には、まず内科などへ相談してください。必要に応じて血液検査などで原因を確認します。
強い頭痛、首の硬さ、呼吸困難、胸痛、意識の変化、繰り返す嘔吐などを伴う場合には、自律神経の問題として様子を見ず、早めの医療対応を優先してください。
また、意図せず体重が減っている、食欲が大きく落ちている、寝汗が続くなど、体温以外にも変化がある場合には、その症状も医師へ伝えることが重要です。
検査で感染症や炎症などが見つからず、ストレスとの関連が強く疑われる場合には、心因性発熱やストレス関連高体温という視点で診療されることもあります。
解熱剤についても、「効かないから自律神経」と判断したり、逆に自己判断で飲み続けたりしないでください。薬の使用については処方した医師や薬剤師へ確認しましょう。
まず身体の病気を確認し、そのうえでストレスや睡眠、生活などを見ていく。原因不明の微熱では、この順番を大切にしてください。
ロータス整骨院では、夕方に体温が上がるというだけで「自律神経失調症」と決めて施術することはありません。まず、病院で受けた検査、普段の平熱、症状が始まった時期、睡眠、仕事や生活環境などを確認します。


そのうえで、頭部、首、肩、背中、骨盤、内臓など身体全体を確認します。姿勢、身体の左右差、筋肉の緊張、呼吸、身体の使い方から、日常的に身体へどのような負担がかかっているのかを見ていきます。
例えば首や背中が硬い方でも、それを微熱の原因とは考えません。体温が高くなる問題と、身体へ残っている緊張を分けて考え、身体側で変えられる負担を確認します。
施術では、強く押したり無理にボキボキしたりせず、身体の反応を確認しながらソフトな刺激を中心に身体全体を整えていきます。


また、体温だけでなく、倦怠感、睡眠、首肩の緊張、仕事後の疲れなども確認します。微熱を整体で下げるのではなく、身体が休みにくくなっている生活上の負担を整理することが当院での役割です。
私の臨床経験でも、「自分ではそれほどストレスを感じていない」と話しながら、仕事中は身体へ強く力が入り、休日になると疲れが一気に出る方がいます。頭で感じるストレスと身体の反応が一致しないこともあります。
ロータス整骨院では、姿勢や緊張、呼吸、身体の使い方など、身体側から変えられる負担を一緒に見ていきます。もちろん必要に応じて病院で必要な確認を行っていただく場合もあるかもしれませんが、まずはあなたが迷わないようにしっかりと説明をして、施術したいと考えています。
自律神経失調症の原因や症状、病院と整体の違い、ロータス整骨院での考え方について詳しく解説しているページもございます。微熱や倦怠感だけでなく、身体全体でどのような負担が起きているのか知りたい方は、下記の記事も併せてお読みください。



