9/27(日)セミナー開催のため休診となります

【悲報】MRIを撮ったら『ヘルニア』と診断された。しかし実は…

本日の予約状況

「MRIを撮ったら腰椎椎間板ヘルニアと言われた。やっぱりこのヘルニアが痛みの原因なんだ…」。画像を見せられると、そう思ってしまいますよね。

しかし、世界的に権威のある医学誌「NEJM(New England Journal of Medicine)」に掲載された研究を見ると、MRIにヘルニアが写っていることと、症状が残っていることは必ずしも一致しません。

院長:坂梨

「ヘルニアが残っている=ずっと痛い」とは限りません。MRIは大切な検査ですが、画像だけで身体の状態をすべて判断することはできないということです。

目次

MRIでヘルニアが見つかったら痛みの原因?

今回の研究では、坐骨神経痛と腰椎椎間板ヘルニアが確認された283人を対象に、治療開始時と1年後のMRIを比較しています。

1年後には、多くの方で坐骨神経痛などの症状が改善していました。ところが、症状が良くなった人の35%には、MRI上まだヘルニアが残っていました。

さらに驚くのは、症状が良くなっていなかった人でヘルニアが残っていた割合が33%だったことです。良くなった人35%、良くなっていない人33%。ほとんど差がありません。

ヘルニアが残っていても元気な人は多かった

別の見方をすると、さらに分かりやすくなります。1年後のMRIでヘルニアが確認された人でも、85%は症状が良好でした。

一方、MRIでヘルニアが確認されなかった人で症状が良好だった割合は83%でした。

つまり、MRIでヘルニアが「ある人」と「ない人」で、症状の改善率にはほとんど違いがなかったのです。

研究者も、1年後のMRI所見だけでは症状が良好な人と、症状が残っている人を区別できなかったと結論づけています。

これは「MRIが間違っている」という話ではありません。画像に写っている変化と、実際に本人が感じている痛みやしびれは、必ずしも一対一ではないということです。

ではMRIを撮る意味はないのでしょうか?

もちろん、そんなことはありません。MRIは椎間板や神経などの状態を詳しく確認できる重要な検査です。

特に、神経症状が強い場合や手術を検討する場合など、MRIの結果によって治療方針が変わるケースでは大きな意味があります。

MRIについて知っておきたい9つのポイント

  • MRIは椎間板や神経の状態を詳しく確認できる
  • MRIでヘルニアが見つかることがある
  • ヘルニアがあっても症状が軽い人はいる
  • ヘルニアが残っていても症状が改善することがある
  • 画像の大きさだけで痛みの強さは決められない
  • MRI画像だけで回復したかどうかは判断できない
  • 症状や身体所見と合わせて考える必要がある
  • 治療方針が変わる場合にはMRIが重要になる
  • 何度も撮れば必ず原因が分かるとは限らない

特に覚えておいてほしいのは、「MRIでヘルニアがある=必ずそこが痛みの原因」とは限らないということです。

画像と症状、神経学的な所見、身体の動きなどを合わせて判断することが重要になります。

「ヘルニアが消えないと治らない」と思わなくていい

MRIでヘルニアを見せられると、「これがなくなるまで痛みは治らない」と思ってしまう方もいます。

しかし今回の研究を見ると、ヘルニアが画像上残っていても、症状が良くなっている人はたくさんいました。

ですから、治療中に「まだヘルニアがあるかもしれない」と必要以上に心配する必要はありません。

画像をきれいにすることと、痛みやしびれが軽くなって日常生活へ戻れることは、同じではありません。

逆に、MRIでヘルニアが小さくなったとしても、痛みや動きにくさが残る場合もあります。

そのため、「画像がどうなったか」だけではなく、「何ができるようになったか」を見ることも大切です。

歩ける距離が伸びた、座れる時間が長くなった、靴下を履きやすくなったなど、日常生活の変化も回復を判断する大切な材料になります。

MRIは「撮れば撮るほど安心」とも限りません

腰や脚の痛みがなかなか良くならないと、「もう一度MRIを撮れば原因が分かるのでは」と考えることがあります。

しかし今回の研究では、治療から1年後にMRIを撮っても、ヘルニアが残っているかどうかだけでは症状の良し悪しを区別できませんでした。

そのため、症状が変わっていないのに画像だけを繰り返し確認しても、治療方針に結びつかないことがあります。

MRIを撮るかどうかは、「撮った結果によって治療が変わるのか」という視点で考えることが重要です。

現在の腰痛・坐骨神経痛のガイドラインでも、すべての患者さんへ一律に画像検査を行うことは推奨されていません。

専門医療では、画像検査によって治療方針が変わる可能性がある場合にMRIなどを検討します。

「MRIを撮らない=ちゃんと診てもらえていない」ということでもありません。症状や診察所見によっては、最初から画像検査が必要ないこともあります。

強い神経症状がある場合は画像検査が重要です

一方で、MRIを撮るべき症状もあります。脚の筋力低下が進んでいるなど、神経への強い影響が疑われる場合には医療機関での評価が必要です。

特に、排尿や排便がうまくできない、股の周辺の感覚がおかしい、両脚に強い症状がある場合には、速やかに医療機関で診てもらってください。

発熱を伴う腰痛、強い外傷後の痛み、がんなど重大な病気が疑われる場合も、単なるヘルニアとして自己判断するべきではありません。

「MRIを気にし過ぎないこと」と「必要なMRIまで避けること」はまったく別です。

先ほどのような症状がある場合は、医療機関で必要な検査などを受けることが基本です。

そのうえで、当院では画像だけでは説明しきれない身体の動きや筋肉の緊張などにも目を向けていきます。

MRIと身体の状態は、どちらか一方だけを見るのではなく、役割を分けて考えることが大切です。

ロータス整骨院では「MRIにヘルニアがある」だけでは判断しません

ロータス整骨院では、「MRIでヘルニアと言われた」という情報だけで施術内容を決めることはありません。

まず、どこが痛むのか、しびれはどこまで出ているのか、どの動作で症状が強くなるのかを確認します。

そのうえで、腰だけでなく骨盤、股関節、背中、足など身体全体を見ながら、姿勢や筋肉の緊張、身体の使い方を確認します。

画像に写っているヘルニアと、現在困っている動作を分けて考えることを大切にしています。

MRIでヘルニアと言われても悲観し過ぎないでください

今回のNEJMの研究では、1年後のMRIにヘルニアが残っていても、多くの人で症状は良好でした。

「ヘルニアが写っているから一生治らない」「画像が元に戻らなければダメ」と考える必要はありません。

MRIは身体を見るための重要な情報の一つですが、あなたの痛みや回復のすべてを決めるものではありません。

MRIでヘルニアと診断されて不安になっている方、治療後も画像ばかり気になっている方は、症状や身体の動きにも目を向けてみてください。

腰痛やヘルニアでお悩みなら…

腰痛や坐骨神経痛では、MRIの画像だけでなく、実際の症状や身体の動きも合わせて考えることが大切です。画像上のヘルニアだけにとらわれず、身体全体の負担を確認したい方は、下記の記事も併せてお読みください。

治療を受けてみたいと思ったなら今すぐご予約ください

院長:坂梨

つらいときは我慢せず、お気軽にお越しください

施術料金
各種クレジットカード決済も可能です

根本改善を目指す当院では、原因特定のために初回の多くの時間を問診と検査に費やしています

一日の予約枠が元々限られていることに加え、初回は問診・検査の入念な準備も必要になるため、初診受付は1日2名までに制限しております。予約が取りにくい曜日や時間帯もありますので、早めにご予約ください。

3つの予約方法
WEB予約
電話予約
LINE予約

院長:坂梨

どんなお悩みもお気軽にご相談ください

住所
東京都台東区下谷2-19-5
ライオンズマンション根岸東102
電話番号
03-6338-5330
定休日
木曜
ご予約・お問い合わせ
050-3645-3688
24時間受付中

気軽にシェアしてください
目次