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夏になると疲れが抜けない、食欲が落ちる、身体がだるいという方へ、「夏バテにはうなぎ」と言われる理由を栄養の面からご紹介します。土用の丑の日になるとうなぎを食べる方も多いですが、本当に他の食材より夏の身体に向いているのでしょうか。
うなぎは、たんぱく質に加えてビタミンA、ビタミンB群、ビタミンDなど、さまざまな栄養素を一度に摂りやすい食品です。一方で、うなぎだけを食べれば夏バテが解消するわけではなく、他の食材と組み合わせて足りない栄養を補うことが大切です。




「夏バテにはうなぎ」と聞くと、それだけ食べれば元気になれそうな気がしますよね。確かにうなぎは栄養価の高い食品です。ただ、実際にはうなぎにも得意な栄養と不足する栄養があります。何が優れていて、何を他の食品で補えばよいのかを知っておきましょう。
うなぎの大きな特徴は、たんぱく質だけでなく、ビタミンA、B1、B2、D、Eなど複数の栄養素を一つの食品から摂りやすいことです。暑さで食欲が落ちて食事量が減っているときには、一度の食事でエネルギーやさまざまな栄養を摂れることが強みになります。
中でもビタミンB1は、食事から摂った糖質をエネルギーとして利用する過程に関わる栄養素です。夏は麺類やパン、おにぎりだけなど、食べやすい炭水化物へ偏る方もいます。うなぎはたんぱく質とビタミンB1を一緒に摂れるため、夏の食事へ取り入れやすい食品の一つです。
さらに、うなぎにはビタミンAも多く含まれています。ビタミンAは皮膚や粘膜などの健康を維持するために必要な栄養素です。ただし、「ビタミンAを摂れば夏バテしなくなる」という意味ではありません。身体に必要な栄養の一つとして捉えましょう。


栄養価の高いうなぎですが、一つの食品だけですべての栄養を摂れるわけではありません。例えば、うなぎには食物繊維がほとんど含まれておらず、ビタミンCもごくわずかです。野菜、果物、海藻などが持っている栄養まで、うなぎだけで補うことはできません。
反対に、豚肉など他の食品からもビタミンB1は摂れますし、魚や卵、大豆製品などからもたんぱく質を摂ることができます。つまり、うなぎだけが特別に「夏バテに効く食品」なのではなく、多くの栄養をまとめて摂りやすいことがうなぎの強みと考えると分かりやすいでしょう。
また、うなぎは脂質も比較的多く、蒲焼ではエネルギー量も高くなります。食欲が落ちているときに少量でエネルギーを摂れる点はメリットですが、胃腸の調子が悪い方では脂っこく感じることもあります。栄養価が高いからといって、体調に関係なくたくさん食べればよいわけではありません。


そのため、うな重やうな丼だけで食事を終えるより、野菜や海藻を使った副菜、汁物などを組み合わせると、うなぎに少ない栄養を補いやすくなります。「うなぎ一品で夏バテ対策」と考えるのではなく、一食全体で栄養のバランスを整えることが大切です。
夏は暑さによって食欲が落ちることもあるため、食べられる量にも個人差があります。うなぎが重く感じる方は、無理に一人前を食べる必要はありません。身体に良いと言われる食品でも、今の胃腸が受け入れられる量を考えて食べることが、栄養を摂るうえでは重要です。
うなぎを食べた翌日でも「身体がだるい」「疲れが抜けない」ということは珍しくありません。それは、夏の不調が栄養不足だけで起きているわけではないからです。暑さによる疲労、睡眠不足、水分不足、冷房と屋外との温度差など、さまざまな負担が重なっていることがあります。
ロータス整骨院では、「栄養のあるものを食べているのになぜ疲れが取れないのか」という身体側の状態にも目を向けます。食事を整えることは大切ですが、身体が休めない状態や日常的な緊張が残っていれば、食事だけでは変化しにくい場合があります。


こうした状態が重なっていると、栄養のある食事を摂っていても「食べたからすぐ元気になる」というわけにはいきません。例えば睡眠不足のまま仕事を続け、冷房の中で長時間同じ姿勢を取っていれば、食事とは別のところで毎日身体へ大きな負担がかかり続けています。
うなぎは身体を回復させるための材料を補う食品の一つですが、その材料を使って身体を回復させるためには、睡眠や休息、身体の状態も大切です。「何を食べるか」だけではなく、「食べたあとに身体を回復させられる生活になっているか」まで考えてみましょう。
夏バテ対策でまず意識したいのは、食欲が落ちてもできるだけ食事を極端に偏らせないことです。暑い日はそうめんや冷たい麺だけで済ませたくなりますが、それだけではたんぱく質や野菜などが不足しやすくなります。主食だけで終わらず、主菜や副菜を加えることを意識しましょう。
うなぎを食べる場合も同じです。うな丼にはご飯とうなぎがあるため、炭水化物とたんぱく質、脂質などを摂れますが、野菜や食物繊維は不足しやすくなります。野菜のおひたし、酢の物、海藻、具の入った汁物などを加えると、一食としてのバランスを整えやすくなります。
また、夏は汗をかくことで水分を失いやすくなります。食事だけで何とかしようとせず、こまめな水分補給も忘れないようにしましょう。「栄養価の高いうなぎを食べたから大丈夫」ではなく、水分、食事、睡眠、休息を一つのセットとして考えることが夏の体調管理では重要です。
胃腸の調子が落ちているときは、一度にたくさん食べる必要もありません。食欲がないのに「夏バテだからうなぎを食べなければ」と無理をすると、かえって食事自体が負担になることがあります。今の体調に合わせて量を調整し、食べられるものから栄養を補うことを優先してください。
反対に、「夏は食欲がないから」と毎日麺類や菓子パンだけで済ませている場合には、主菜を一品加えるだけでも内容は変わります。うなぎでなくても、魚、肉、卵、大豆製品などからたんぱく質を摂ることができます。一つの食材に頼らず、選択肢を増やしておくことが続けやすい夏バテ対策です。
毎日完璧な食事を作る必要もありません。外食やコンビニを利用する日でも、おにぎりだけではなく卵や魚、大豆製品を加える、サラダや汁物を一緒に選ぶなど工夫できます。理想的な食事を一日だけ頑張るより、無理なく続けられる食事を積み重ねることが大切です。
土用の丑の日にうなぎを楽しむことも、もちろん一つの食文化です。栄養だけを考えて食事を義務にする必要はありません。「身体に良いから食べなければ」ではなく、おいしく食べながら、足りないものを他の食品で補うというくらいの考え方が長く続けやすいでしょう。
うなぎの一番の強みは、たんぱく質とともにビタミンA、B群、Dなど複数の栄養素をまとめて摂りやすいことです。暑くて食事量が減っている方にとって、少ない食事量でもエネルギーやさまざまな栄養を摂りやすいことは、大きなメリットになります。
一方の弱みは、野菜や果物の代わりにはならないことです。うなぎには食物繊維がほとんどなく、ビタミンCもほぼ含まれていません。うなぎが持っていない栄養を、野菜、果物、海藻などから補うことで、初めて食事全体としてバランスが取りやすくなります。
また、うなぎは脂質も多い食品です。そのため、食欲があってしっかり食べられる方にはエネルギー源になりますが、胃もたれや吐き気などがある方には重く感じられることがあります。「栄養価が高い食品」と「誰でも体調に関係なく食べやすい食品」は同じではありません。
「どのくらいの頻度で食べればよいですか」と気になる方もいると思いますが、夏バテ対策として週何回という決まった回数があるわけではありません。普段の食事内容や体調、食べる量などによって変わるため、うなぎだけの頻度を決めるより食生活全体を見ることをおすすめします。
蒲焼ではタレやご飯も一緒に食べることが多いため、うなぎそのものの栄養だけでなく、一食全体の量も考えましょう。特に食欲が落ちているときには、「一人前を全部食べなければ意味がない」と考えず、自分が無理なく食べられる量を目安にしてください。
また、夏バテ対策というと「スタミナがつく食べ物」を探しがちですが、身体の回復は一食だけで決まるものではありません。前日の睡眠、日中の水分補給、毎日の食事、身体を休める時間などが重なって体調を作っています。うなぎはその中の一つとして考えるのがよいでしょう。
うなぎの強みは「これだけで夏バテが治ること」ではなく、食欲が落ちやすい夏でも、たんぱく質や複数のビタミンを一度に補いやすいことです。弱みも理解したうえで他の食品と組み合わせれば、夏の食事へ上手に活用できます。
うなぎをはじめ栄養のある食事を意識し、睡眠や水分にも気をつけているのに、毎年夏になると身体がだるいという方もいます。その場合には、「もっと栄養を摂らなければ」と食事だけを変え続けるのではなく、身体側に負担が残っていないかを見ることも大切です。
例えば冷房の効いた部屋で長時間デスクワークをしていると、首や肩、背中に力が入り続けることがあります。身体が緊張したまま夜になれば、十分な時間ベッドに入っていても休まった感じがしない方もいます。食事だけでは変えられない身体の状態が残っていることもあります。
ロータス整骨院では、夏バテという言葉だけで判断せず、頭部、首、背中、骨盤、内臓など身体全体の状態を確認します。姿勢や筋肉の緊張、身体の左右差、呼吸、身体の使い方などから、なぜ休んでも疲れが抜けにくくなっているのかを探していきます。


施術では、強く押したり無理にボキボキしたりすることはせず、身体の反応を確認しながらソフトな刺激を中心に整えていきます。「夏バテだから自律神経だけを整える」という考え方ではなく、身体全体を見ながら負担が集中している場所を確認します。
また、食事についても特定の食品を強くすすめるのではなく、現在どのような食事をしているのかを確認し、無理なく変えられるところを考えます。食事、睡眠、身体の使い方、施術を別々に考えず、身体を回復させるために必要なことを全体として見ることを大切にしています。
夏の強い倦怠感やめまい、頭痛、吐き気などは、夏バテだけではなく熱中症や別の病気でも現れることがあります。特に症状が強い場合や急に悪化した場合には、「夏バテだから栄養を摂れば大丈夫」と自己判断せず、医療機関で必要な確認を受けてください。
病院で大きな異常はなく、食生活にも気をつけているのに毎年夏になると疲れが抜けない方はご相談ください。ロータス整骨院では「何を食べれば元気になるか」だけではなく、「なぜ今の身体は回復しにくいのか」という流れを身体全体から確認していきます。
うなぎは、たんぱく質やビタミンA、B群、Dなど、多くの栄養素を一度に摂りやすい食品です。暑さで食事量が落ちている時期には、少ない量でもエネルギーやさまざまな栄養を補いやすいことが、他の食材と比べたときの大きな強みといえるでしょう。
一方で、食物繊維やビタミンCなど、うなぎだけでは十分に摂れない栄養もあります。うなぎを食べれば夏バテ対策が完成するのではなく、野菜や海藻などを組み合わせ、水分や睡眠まで含めて身体を整えることが夏の体調管理では大切です。
ロータス整骨院では、「栄養のあるものを食べてもなぜ疲れが抜けないのか」という部分まで考え、食事だけでなく姿勢、身体の緊張、呼吸、睡眠などを含めて身体全体を見ていきます。夏バテを一つの原因だけで考えないことが重要です。
毎年夏になると身体が重くなる方、食事や睡眠に気をつけても疲れが抜けない方、冷房の中で過ごすと首や肩までつらくなる方は、一人で「もっと栄養を摂らなければ」と頑張り続けずご相談ください。食事と身体の両方から、暑い季節を過ごしやすい状態を一緒に考えていきます。
自律神経失調症の原因や症状、病院と整体の違い、ロータス整骨院での考え方について詳しく解説しているページもございます。夏の食事だけでなく、ご自身の身体全体で何が起きているのかを知りたい方は、下記の記事も併せてお読みください。



