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自律神経の不調が続き、「食べ物で少しでも身体を整えられないだろうか」と考えている方へ、毎日の食事で意識したいことをご紹介します。動悸やめまい、倦怠感、不眠などが続くと、薬や施術だけでなく、自分でできることから始めたいと思う方も多いでしょう。
食事だけですべての症状が改善するわけではありませんが、身体が回復していくためには毎日の栄養や食事のリズムも大切です。「自律神経に効く一つの食べ物」を探すより、必要な栄養を無理なく摂り、身体へ余計な負担をかけない食生活を作ることを意識しましょう。




「何を食べれば自律神経が整いますか?」という質問はよくいただきます。でも、一つの食品を食べれば解決するほど身体は単純ではありません。何を食べるかだけでなく、食べる時間や量、今の胃腸の状態まで含めて考えることが大切です。できることから少しずつ変えていきましょう。
自律神経は、心臓の動きや血圧、体温、発汗、消化など、私たちが意識しなくても身体を保つために働いています。食事をすると消化や吸収のために胃腸も働くため、何を食べるかだけでなく、食事量や時間、胃腸の状態なども身体の調子に関係します。
そのため、「バナナを食べれば自律神経が整う」「この栄養素さえ摂れば治る」と考えるより、主食、主菜、副菜を基本に、肉や魚、卵、大豆製品、野菜、海藻、果物などを組み合わせることが基本です。さまざまな食品から必要な栄養を摂ることを優先しましょう。
また、食欲がない、食べると胃がもたれる、下痢や便秘を繰り返すなどの症状がある方に、理想的な食事を無理に押しつけても続きません。今の身体で食べられるものから始め、食事そのものが新たなストレスにならないようにすることも大切です。


まず意識したいのが、身体を作る材料となるたんぱく質を不足させないことです。肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などには、身体に必要なアミノ酸が含まれています。トリプトファンもその一つなので、一つの食品に偏らず、毎日の主菜を意識して摂ることから始めてみましょう。
ビタミンB群も、エネルギー代謝や神経機能など身体のさまざまな働きに関わる栄養素です。豚肉、魚、卵、大豆製品、穀類など、それぞれ異なる食品に含まれています。特定のビタミンだけをサプリメントで大量に摂るより、普段の食事を組み合わせることを基本に考えます。


マグネシウムは神経情報の伝達や筋肉の収縮などにも関わるミネラルで、穀類、豆類、ナッツなどの種実類、野菜、海藻類などに含まれています。「精神を安定させる特効成分」と考えるのではなく、身体に必要なミネラルの一つとして不足しない食事を心がけましょう。
魚も日々の食事へ取り入れたい食品です。サバ、イワシ、サンマなどの青魚にはEPAやDHAなどの脂肪酸が含まれています。ただし、青魚だけをたくさん食べれば自律神経が整うという意味ではありません。肉、魚、卵、大豆製品など、主菜にも変化をつけることが食事全体のバランスにつながります。


腸の状態が気になる方は、野菜、きのこ、海藻、豆類などから食物繊維を摂ることも意識しましょう。食物繊維は便の材料になるだけでなく、大腸内の環境に関わる腸内細菌にも利用されます。納豆、味噌、ヨーグルトなどの発酵食品も、普段の食事へ無理なく取り入れやすい食品です。
食事を一生懸命変えているのに調子が戻らない場合、食べ物以外の負担が大きく残っていることもあります。睡眠不足、長時間の同じ姿勢、身体の緊張、仕事や家庭でのストレスなどが重なれば、食生活だけを変えても身体全体としては休まりにくい状態が続くことがあります。
ロータス整骨院では食事だけを切り離して考えず、「食べ物は気をつけているのに、なぜ身体が回復しにくいのか」というところまで見ていきます。身体への負担がいくつも重なっている場合には、その中から変えられるものを一つずつ整理することが大切です。
例えば、夜遅くまで仕事をして睡眠時間が短く、日中は長時間座ったままという方が、食事だけを完璧にしても身体への負担は残ります。自律神経の不調を考えるときは、食事、睡眠、運動、姿勢、身体の緊張などを一つのつながりとして見ることが大切です。
「これを食べれば治る」という食品を探し続けるより、今の自分に何が不足し、何が負担になっているのかを整理していきましょう。食生活はその中の大切な一つですが、食事だけですべてを解決しようと頑張り過ぎないことも必要です。
自律神経を整えたい方が特に気をつけたいのがカフェインの摂り過ぎです。コーヒー、緑茶、紅茶、エナジードリンクなどにはカフェインが含まれ、覚醒作用があります。特に寝つきが悪い方や眠りが浅い方は、夕方以降の摂取量や時間帯を一度見直してみましょう。
甘いお菓子や清涼飲料水、菓子パンなども、毎日のように大量に摂っているのであれば食生活全体を見直す必要があります。甘いものを完全に禁止する必要はありませんが、食事の代わりにお菓子を食べる、空腹のたびに甘い飲み物を飲むといった習慣は少しずつ変えていきましょう。
アルコールにも注意が必要です。「お酒を飲むと眠れる」と感じる方もいますが、アルコールは一時的に寝つきを良くしても、その後の睡眠を浅くしたり途中で目が覚めやすくなったりすることがあります。眠るためにお酒を使う習慣がある方は、特に見直したいポイントです。
揚げ物やスナック菓子、加工食品なども「絶対に食べてはいけない」と考える必要はありません。ただし、それらに偏って野菜、魚、大豆製品などをほとんど食べていないのであれば問題です。避ける食品を増やすより、普段食べていない食品を少しずつ補うという考え方のほうが続けやすくなります。
冷たい飲み物についても、飲んだから自律神経が乱れると単純には言えません。ただ、冷たいものを摂ると胃腸がつらい、身体が冷えて不快に感じるという方は、常温や温かい飲み物を選んでもよいでしょう。朝に白湯を飲んで身体が楽に感じるのであれば、無理なく続けられる水分補給の習慣として取り入れてください。
大切なのは「良い食品」「悪い食品」と極端に分けないことです。自律神経の不調があると、少しでも早く良くなりたいという気持ちから、食べ物を厳しく制限してしまう方もいます。しかし、食事制限そのものが負担になれば長続きしません。続けられる範囲で整えることを優先しましょう。
カフェインやアルコールなど、今の症状に影響していそうなものから一つずつ見直すだけでも十分です。いきなり食生活を100点にしようとせず、「午後のコーヒーを一杯減らす」「お酒を飲まない日を作る」など、できるところから始めてみましょう。
何を食べるかだけでなく、一日の中で食事のリズムを大きく乱さないことも意識してみましょう。仕事が忙しく朝食を抜き、昼食も遅く、夜になって一気に食べるという生活が続けば、胃腸にも負担がかかります。まずは自分の生活の中で続けられる食事時間を作ることが基本です。
朝に食欲がない方へ、無理に大量の朝食を勧める必要はありません。水分を摂り、少量の食事から始める方法もあります。一方で、朝食を抜くことで昼まで強い空腹が続き、その反動で昼食や夕食を食べ過ぎているのであれば、少しでも朝に食べる方法を考えてみる価値があります。
食べる速さにも注意してみましょう。仕事をしながら数分で食事を終える、スマートフォンを見ながら何を食べたのか分からないまま食べ終えるという方もいます。食事時間を確保し、慌てずによく噛んで食べることは、消化の負担を減らすうえでも大切です。
ただし、「一口30回噛めば副交感神経が優位になる」と数字だけにこだわる必要はありません。大切なのは回数ではなく、食事を急いで飲み込む習慣をやめ、自分の胃腸が食事を受け入れやすい食べ方へ変えていくことです。食事中だけでも少しペースを落としてみましょう。
食事内容については、主食・主菜・副菜を一つの目安にすると考えやすくなります。ご飯やパンなどの主食、魚・肉・卵・大豆製品などの主菜、野菜や海藻などの副菜を組み合わせれば、一つの栄養素に偏らず、さまざまな栄養を摂りやすくなります。
コンビニを利用する方でも同じです。おにぎりやパンだけで済ませるのではなく、卵や魚、大豆製品を使った食品、サラダや汁物などを組み合わせれば内容を変えられます。自炊しなければ健康的な食事ができないわけではありません。現在の生活の中で現実的に続けられる方法を探しましょう。
毎日完璧な食事をする必要はありません。一食乱れたからといって、それだけで身体の状態が決まるわけでもありません。一日単位で自分を採点するのではなく、数日から一週間くらいの幅で見て、食事全体のバランスを少しずつ整えていくことをおすすめします。
例えば、偶には下記のようなちょっと手の込んだ食事は如何でしょうか?
普段は2,3品減っても大丈夫ですし、1,2食がカップ麺や抜けたりしても大丈夫です。
すべてはトータルで見ながら、今までよりも少しでも改善出来て、継続出来ればそれが正解です。100%は目指さなくていいです。60%あれば十分です。






食生活を整えても動悸やめまい、不眠、倦怠感などが続く場合には、「自分の食事がまだ悪いからだ」と考え過ぎないでください。自律神経に関係する不調は、食事だけではなく、睡眠、ストレス、身体の緊張など複数の要因が重なっていることがあります。
また、強い動悸やめまい、長く続く倦怠感などがある場合には、まず医療機関で病気が隠れていないか確認することが大切です。食事を変えることは病気の検査や治療の代わりにはなりません。医療機関で必要な確認をしたうえで、身体側の負担にも目を向けるという順番が重要です。
病院で検査をしても大きな異常がないにもかかわらず不調が続く場合、ロータス整骨院では食事だけを見るのではなく、身体全体の状態を確認します。首や背中の緊張、姿勢、骨盤、呼吸、内臓の状態、身体の使い方などから、回復を妨げているものがないかを探していきます。
例えば、栄養には十分気をつけているのに、仕事中は何時間も同じ姿勢で身体が固まり、夜になっても首や背中の力が抜けない方もいます。その状態では、食事以外の部分からも身体へ負担がかかっています。食生活と身体の状態を別々にせず、一緒に整えていくことが大切です。
ロータス整骨院の施術では、強く押したり無理にボキボキしたりするのではなく、ソフトな刺激を中心に身体を整えていきます。自律神経だけを狙って施術するのではなく、頭部、首、背中、骨盤、内臓など、身体全体のつながりを確認しながら調整します。


そして、施術を受けるだけでなく、食事、睡眠、運動など自分で変えられる部分についても一緒に考えます。最終的には「この食べ物を食べないと不安」という状態ではなく、自分の身体の変化を感じながら、その時に必要なケアを選べることを目指します。
食事を変えているのに不調が続いている方、何を食べればよいのか分からなくなっている方、病院では大きな異常がないと言われたものの身体のつらさが残っている方はご相談ください。食べ物だけに原因を求めず、現在の身体に何が起きているのかを一緒に整理していきます。
自律神経を整えるために「絶対に食べるべき食品」が一つあるわけではありません。肉や魚、卵、大豆製品、野菜、海藻、果物などを組み合わせ、自分に必要な栄養を食事全体から摂ることが基本です。身体に良いと聞いた食品だけを大量に食べる必要はありません。
同時に、睡眠に影響しやすい時間帯のカフェインや、眠るためのアルコールなど、現在の症状と関係していそうな習慣も見直してみましょう。食べるものを増やすことだけでなく、身体へ負担をかけている習慣を少し減らすことも食生活を整える一部です。
ロータス整骨院では、食事だけ、姿勢だけ、自律神経だけというように一部分へ原因を決めつけず、「なぜ今の不調が続いているのか」を身体全体から考えます。食事を整えることも、その中の一つとして無理なく続けていくことが大切です。
まずは一度の食事を完璧にするのではなく、今日の食事へ一品追加する、午後のカフェインを減らす、夜のお酒を控えるなど、できることから始めてみてください。それでもつらさが続いている場合には、一人で食事だけを試し続けず、身体全体の状態を確認することも考えてみましょう。
自律神経失調症の原因や症状、病院と整体の違い、ロータス整骨院での考え方について詳しく解説しているページもございます。食事だけでなく、ご自身の身体全体で何が起きているのかを知りたい方は、下記の記事も併せてお読みください。



