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朝になると起きられない、頭痛や腹痛を訴える、学校へ行く時間になるとつらそうにする。こうした状態が続くと、「身体の問題なのか、学校へ行きたくないだけなのか」と保護者の方も悩んでしまうと思います。
子どものこうした不調には、自律神経の働きが関係していることがあります。特に思春期では起立性調節障害も珍しくありません。大切なのは「怠け」と決めつけることでも、「自律神経失調症」と自己判断することでもなく、まず身体で何が起きているのかを確認することです。




朝は起きられないのに午後になると元気になると、「本当は学校へ行けるのでは」と思ってしまいますよね。起立性調節障害では、実際に午前中ほど症状が強く出ることがあります。まずはお子さんの訴えをそのまま聞いてあげてください。
子どもの自律神経に関係する不調では、朝起きられない、頭痛、めまい、立ちくらみ、倦怠感、腹痛、食欲低下、動悸などさまざまな症状が現れます。夜になかなか眠れず、生活時間が後ろへずれていくこともあります。
特徴的なのは、症状に時間帯による差があることです。朝は身体が動かないのに、午後から夕方になると少し元気になることがあります。そのため、周囲から誤解されやすいのも子どもの自律神経症状の難しいところです。
「午後はゲームができるから仮病」「休日は元気だから学校へ行けるはず」と単純には判断できません。症状が出る時間、立っていると悪化するか、横になると楽になるかなども観察してみましょう。
思春期の子どもで特に確認したいのが起立性調節障害(OD)です。立ったときの循環調節がうまくいかず、立ちくらみ、めまい、頭痛、倦怠感、朝の起床困難などが現れます。
日本小児心身医学会では、軽症を含めると中学生の約10%にみられるとしています。また、不登校の子どもの約3~4割に起立性調節障害が併存するとされており、学校生活へ影響することもある病気です。
起立性調節障害は「本人のやる気」の問題ではありません。つらいのに無理に起こしたり、「気持ちの問題だから頑張りなさい」と繰り返したりすると、本人がさらに追い詰められることがあります。
一方で、朝起きられないからといって全員が起立性調節障害というわけでもありません。睡眠の問題、貧血、感染症、甲状腺の病気、頭痛の病気、心理的な問題などでも似た症状は現れます。
症状が続いているなら、まず小児科などで相談し、必要な診察や検査を受けることをおすすめします。自律神経という言葉だけですべてを説明しないことが大切です。
子どもの体調には、成長期の身体変化だけでなく、睡眠、学校生活、人間関係、運動量、食事、スマートフォンやゲームの時間など、さまざまなものが関係します。一つだけを原因として探すより、最近何が変わったのかを全体で見ることが大切です。
長時間の勉強やスマートフォンで首や背中が緊張している子もいます。ただし、「姿勢が悪いから自律神経失調症になった」「首の歪みで脳への血流が悪くなった」と単純に結びつけることはできません。身体の負担も複数ある要素の一つとして見ていきます。
当てはまる数だけで病気を判断するチェックではありません。見るべきなのは、以前と比べて変化しているか、どの時間帯に強いか、生活へどの程度影響しているかです。
症状を簡単に記録しておくと、受診するときにも役立ちます。起床時間、頭痛やめまいの有無、食事、学校へ行けたか、午後の状態などを大まかに残してみてください。
まず大切なのは、症状について子どもを責めないことです。「早く起きなさい」「気合いで行きなさい」と繰り返すより、本人がどのようにつらいのかを聞くことから始めましょう。
睡眠時間や生活リズムも確認します。ただし、朝起きられない子どもを無理に早寝早起きさせれば解決するというものではありません。夜のスマートフォンやゲームなど、変えられるところから少しずつ整えることが大切です。
起立性調節障害では水分や塩分の摂取が治療の一部になることがあります。ただし年齢や体格、持病によって適切な量は異なります。自己判断で大量の塩分を摂らせるのではなく、診断を受けた場合は医師から指示された方法に従いましょう。
運動についても同じです。体力低下を防ぐことは大切ですが、調子が悪い日に無理をさせる必要はありません。体調に合わせて歩く、軽く身体を動かすなど、続けられる範囲から取り入れます。
学校との連携も重要です。遅刻や欠席が増えている場合には、担任や養護教諭などへ身体の状態を伝え、登校時間、体育、保健室利用などについて相談する方法があります。
また、「学校で何かあった?」と原因を問い詰め過ぎないことも大切です。本人にも理由が分からないことがあります。身体のつらさを認めながら、話したくなったときに話せる環境を作るくらいで構いません。
家庭だけですべて解決しようとしないことも重要です。医療機関、学校、必要に応じて心理職など、それぞれの力を借りながら対応していきましょう。
朝起きられない、頭痛やめまいが続く場合には、小児科などへ相談しましょう。起立性調節障害では問診だけでなく、血圧や心拍の変化を見る起立試験などを含めて状態を確認することがあります。
症状によっては、貧血、甲状腺疾患、心臓の病気など別の原因がないかを確認します。「病院で一度異常なしと言われたから、もう身体には問題がない」と決める必要もありません。症状が変化した場合には再度相談してください。
突然の激しい頭痛、失神を繰り返す、胸の強い痛み、呼吸が苦しい、けいれん、意識がおかしいなどの場合には、自律神経の問題として様子を見ず、早急に医療機関で確認してください。
また、食事がほとんど取れない、体重が大きく減っている、気分の落ち込みが強いなどの場合にも早めの相談が必要です。子どもの不調は身体面と心理面が重なっていることもあります。
起立性調節障害に対しては、疾病への理解、生活上の工夫、学校との連携、必要に応じた薬物療法や心理的支援などが行われます。本人だけに「生活習慣を直しなさい」と任せる治療ではありません。
一方、整体については、起立性調節障害そのものを治療できるという科学的根拠は現在確認されていません。医療機関での診断や治療に代わるものとして整体を利用しないことが大切です。
そのうえで、実際に改善してきた実例があるからこそ整体も選択肢の一つになります。当院ではまず、日常生活で改善出来たらいいなと思う事を共有し、学校へ行かなくてもいいのでまずは朝起きるという習慣をしっかり身につけれるよう、首肩の緊張や姿勢、身体の使い方などを診ていきます。
ロータス整骨院では、朝起きられないというだけで「自律神経の乱れ」と決めて施術することはありません。まず、病院での診断や検査、症状が出る時間帯、睡眠、学校生活などについて確認します。


そのうえで、頭部、首、肩、背中、骨盤など身体全体を確認します。長時間の勉強やスマートフォンなどで、姿勢や筋肉にどのような負担がかかっているのかを見るのが当院での役割です。
例えば、首や背中が張っているからといって、それを起立性調節障害の原因とは考えません。病気そのものと、日常生活によって身体へ加わっている負担を分けて見ることが大切です。
施術では、強く押したり無理にボキボキしたりせず、身体の反応を確認しながらソフトな刺激を中心に行います。子どもが怖がったり、痛みを我慢したりする施術は行いません。


また、身体だけでなく日常生活も確認します。睡眠時間、座っている時間、運動量などを見ながら、本人が無理なく変えられることを少しずつ探していきます。
保護者の方にも、「もっと頑張らせたほうがよいのか」「休ませ過ぎていないか」と悩んでいることがあればお話しください。子どもを責めるのでも、すべてを身体のせいにするのでもなく、今できることを整理することを大切にしています。
ロータス整骨院でできるのは、起立性調節障害そのものを治療することではなく、医療機関での対応を前提に、身体へかかっている日常的な負担を確認することです。必要な医療と身体ケアを分けて考えていきます。
朝起きられない、学校へ行けないという状態だけを見ると、保護者の方も焦ってしまうと思います。ただ、子ども自身も「行きたいのに身体が動かない」ことで苦しんでいる場合があります。
まずは、頭痛、めまい、腹痛、倦怠感などの身体症状がないか、どの時間帯につらいのかを確認し、必要なら小児科などへ相談してください。早い段階で身体の問題を確認することが、その後の対応を考える助けになります。
そして、病気への対応と同じくらい、家族や学校が「本人の気持ちだけの問題ではない」と理解することも重要です。焦って元の生活へ戻そうとするより、その子が今できることから進めていきましょう。
病院で必要な検査や治療を受けながら、より早く改善していきたいと思うのでしたら、首肩の緊張やストレスやメンタルなど心身の負担を軽減させていく整体も選択肢の一つとして考慮してください。お子さんの身体に無理をさせず、今の状態に合わせてできることを一緒に考えていきます。
自律神経失調症の原因や症状、病院と整体の違い、ロータス整骨院での考え方について詳しく解説しているページもございます。お子さんの自律神経の不調について身体側からも知りたい方は、下記の記事も併せてお読みください。



